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2004年2月/3月

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2月2日(月曜日)
照明の加藤俊彦さんと打ち合わせ。
加藤さんは僕らの全公演の照明を担当してくれています。と言っても、ミノタケの舞台は一幕で平板。しかも最初に明転、最後に暗転の操作だけなので、甚だやりがいのない照明かもしれない。ごめんなさい。でもいつも穏やかに淡々と明かりの位置を直してくれたりして、頼もしいスタッフです。
前回は途中、加藤さんの代わりに戸田あゆみさんという照明ウーマンの方が入ってくれて、加藤さんが「ちんのすけ」と呼ばれていることを知りました。
物静かな加藤さん。なのに、ちんのすけ。

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2月3日(火曜日)
昨日の打ち合わせには、加藤さんの他に初対面の方も同席。こういうときこそ、以前作ったミノタケ名刺が活躍するのに、それを忘れて来やがるたむら。意味ねえっつーの。「申し訳ありません。名刺を持ち歩く習慣がないもので」って、訳分からないっつーの。
せっかく「代表・たむら」「作演出・石井」「座長・二階堂」と、苦心して肩書を
今、ざちょうと間違えてざつようと打ってしまい「雑用・二階堂」と変換。あはははは。意外といいかも。実態に合ってるし。
とにかく、たむらさん。名刺は必ず持参してくださいね。

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2月5日(木曜日)
本日、ミノタケプランは設立2周年を迎えました。
と言っても、そう認識したのは僕もつい先日。
劇団名鑑へ提出する資料に「設立年月日」を書かなくてはならなくて、この際いつがミノタケ設立日となるのか、ちゃんと調べてみようと手帳を繰ったのです。
たむらから「一緒に芝居をやりませんか?」と電話があり、二階堂と3人で初めて会って「じゃあ、企画を考えてみるよ」と応じた日が2002年の今日。で、この日を設立日にしてみました。たむらと二階堂は、まだ知らないと思うんだけどね。だから1人で、祝2周年。

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2月6日(金曜日)
昨夜8時、僕が脚本を担当したドラマ「異議あり!女弁護士大岡法江」(テレビ朝日系列)第5話OA。
わざわざ「絶対見ますね!」とありがたいメールをくれたのは、ミノタケの受付を手伝ってくれている木納博美ちゃんだ。
おっとりとして見えるけど、お客さんにきちんと対応してくれるし、元銀行員だけあってお札の数え方が凄い迫力だし、同じ受付のマックにビシバシ突っ込むし、結構辛口。可憐なだけのつまらない女性じゃない。
で、ドラマはどうだった?感想メールが一向に来ないということはつまり…やっぱり辛口。

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2月8日(日曜日)


ワークショップ開催。参加希望者が多いので前後半2組に分けて行う。
シアターゲーム、即興、本読み。各組約3時間のプチスクールだったが、楽しく過ごしました。

写真は即興の演技風景です。

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2月9日(月曜日)
夜11時半、所用で利映ちゃんへ電話。
彼女は今、不動産屋で働いているらしいが「古い物件でもいい」と言うお客さんの目の前で「ボロでもいいそうです」と同僚に伝えたり、山田さんから留守中の社長あて電話があれば「では山田から電話があったと社長さんに伝えます」とか言うし、別のお客さんとの電話中には送話口を塞がずにいきなり同僚を怒るし、いや恐怖の従業員。何故クビにならないのか。
僕の用件が済んで電話を切ろうとすると、利映ちゃん「夜遅くにごめんなさい」。って電話をかけたのは僕の方なんですけど。

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2月14日(土曜日)
岸が出演する舞台「飛び降りたらトランポリン」(劇団インベーダーじじい/新宿サンモールスタジオにて15日まで)を見に行く。
ミノタケを見て岸を誘ったと言う主宰のなるせゆうせい氏は「たまにミネラル麦茶を口ずさむお茶目な人」だそうです。ちなみにミネラル麦茶とは、僕らの前回の芝居で何度となく出てくるフレーズ。
終演後は毎回、岸の初監督作品「カツどん」も上映。この自主映画、スカパーでも岸のインタビュー付きで放送されたらしく…と言うことは、エキストラの僕もスカパー・デビューを果たしたのですね。

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2月15日(日曜日)
ワークショップ第2弾を行う。前回の公演を見た篠原哲雄監督が芝居を気に入ってくれて、彼が教えているエンブゼミの生徒たちの演技を見てやってほしいと急遽頼まれたからだ。
ワークショップは、次回公演のオーディションという側面もある。選択肢が広がるのはいいことなので、2週連続の開催となった次第。事実、第2回では段野、第3回では古田がワークショップ初参加で出演の運びとなっている。
先週参加の役者さんたちも含め、皆さん魅力的だけど…今度も、この中から誰かが参加することになるのだろうか。

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2月16日(月曜日)
富良野塾の後輩や以前からの知り合いが出演している舞台「夕焼けの丘写真館」(東京スウィカ/新宿シアターモリエールにて本日まで)を見に行く。
実はこの舞台、先週の土曜に岸の芝居に行く前に一度見に来ているのだが、あまりに面白くて予定を調整して再び来てしまったのだ。
暖かくて優しく、しかし毒もきちんと描かれていて、子役の女の子を始めとしてキャストの演技、バランスも抜群にいい。はっきり言って好みです。
作演出は比佐廉さん。自らも女優である彼女の演出風景を、ちょっと覗いてみたくなりました。

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2月18日(水曜日)
主宰3人による打ち合わせ。居酒屋のオバさんに不思議そうな顔をされながら、予算、制作体制、キャスティング、次次回公演などを再度詰めていく。
それぞれの項目で3人の考えが違うときも当然あるのだが、遠慮しないで本音を言い合う。その上で調整歩み寄り我慢をしつつ1つずつ合意、懸案事項を処理。処理出来ない場合は先送り。でも今日は決定できた事項が比較的多く、実りある会議だったと思う。二階堂は酔ってたけど。
僕が思うに、今年のミノタケはどこか違う。気合いが入ってる感じ。二階堂は酔ってたけどね。

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2月22日(日曜日)
石井たむら二階堂の出身母体・富良野塾が創立20周年。富良野にて記念パーティが開催される。たむら、二階堂が出席。
塾のOBはライター役者合わせてすでに250人を超え、「Dr.コトー」を書いた2期吉田紀子を始めとする有名脚本家や僕のような無名作家を輩出。
役者もキャラメルボックスや劇団燐光群などに在籍する者の他、1期友澤晃一のT2プロジェクト、2期山下澄人のFICTION、3期白石雄大のTREEカンパニー、7期西谷内良のセメント金魚など、それぞれが主宰するユニットも鋭意活動中。ミノタケプランもね。

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2月23日(月曜日)
二階堂出演のCMが盛んにTVで流れています。
「バスルームより愛をこめて」を口ずさみ風呂掃除しているトステムのコマーシャル。
新米パパを演じているミルトン(放送中)の他、彼は過去にも数多くのCM実績があり、それは各オーディションで二階堂が一番だった=魅力がある、という証左。
僕も彼を初めて見たときは「かっこいい」と思ったものです。でも今は見慣れて何も感じない。役者に対して、これでは演出家失格。
多摩川のタマちゃんに最初は皆驚いたけど、だんだんどうでもよくなっちゃったのと同じだね。

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2月26日(木曜日)
たむらと2人、次次回公演のための劇場を下見。
次の配役すらまだ確定してないんだけど、こうしてその先の予定も一応着々と。でもどんな話にするかおぼろげなうちに、劇場を決めるのは僕としては正直恐い。恐いけど小屋を確保しておかないと定期的に公演を打つことが出来ないので…。
僕らの師匠・倉本聰さんはかつて「台本も出来てないのに舞台を押さえてチケットを売る都会の公演方法には怒りを覚える」とおっしゃったことがある。
恩師がムカつくやり方で芝居を作っている不肖の弟子たち。先生、お許しください。

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2月27日(金曜日)
次回公演の制作をしていただくネオテック・エンタープライズの宮津剛さんと本渡千津さんを交え、打ち合わせ。
何度も言うが、作演出や役者が舞台制作も兼ねるのには限界がある。そろそろ専門のスタッフが欲しいと熱望していた僕たち。今回、縁あってお二人にお手伝いいただくことになった。もちろん、互いに試行錯誤の段階。男女の仲で言えば、結婚前のお試し同棲だ。一緒に暮らしてみて、うまくいきそうだったら続けようと合意。もっとこっちにおいで。いやんH。デへへ、いいじゃないか…と、今はそんな段階かな。

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3月5日(金曜日)
キャスト&チラシの件で、明日たむら二階堂と会うことになる。
それぞれ仕事も暮らしも違うので、3人の意志統一は可能な限りメールや電話を使うが、会わないと決められないことも多々。でもみんなの空いてる時間を調整することからして、一苦労なのです。さらに石井が昼夜逆転生活のため、スケジュール確認のやりとりだけでも時間がかかる。まあ、僕も昨年から携帯を持つようになって、だいぶスムーズにはなったんですけどね。それまでは今より連絡がとりづらくて、二階堂は半分怒ってました。半分って言うか、全部。

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3月6日(土曜日)

3人で打ち合わせ。予定をやりくりして集まったため「あと12分で結論を出そう」などと慌ただしく終了。
けど、僕らがこんなに頻繁に会うということは、公演準備が本格的に始まったってことです。芝居のないときはあまり会わないから。
よく「3人はほとんど一緒にいる」と勘違いされますが、そんなわけありません。仲が悪くてこんな共同作業は出来ないけど、互いの私生活など全然知らない間柄。それがまたいいんだと思います。
だから万一、二階堂が何か悪さをしたとしても、僕は何も知りませんから。無実ですから。

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3月9日(火曜日)
チラシ内容やキャスティング調整で、あちこち電話をかける1日。特にたむらと二階堂へは、何度も何度も電話&メール交換。2人で合意しても、もう1人が首をひねれば、また電話。そこで意見が出れば、また片方に電話。
たむらが現在、別の芝居の稽古中で、二階堂も多忙なため、気づけば、家にいる僕が2人の調整役。調整役のくせに推測でものを言うため、勘違いや誤解が生じ、そのせいでまた訂正の電話。こんなとき携帯に3人で同時に話せる機能がついていたら、どんなに楽だろうと思う。
来月の携帯代が恐ろしい。

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3月13日(土曜日)
とにかく今週は、大半を制作の作業に費やしました。次回がクラス会の話なので、チラシの表は学校の教室にしようと、10日に都内某中学校にお邪魔して写真撮影させてもらい、11日はすでに内定したキャストの方数人と面談。その日は徹夜でチラシの文面を仕上げ、12日にデザイン担当の西山さんに提出。
今日は今日でフィギュアスケートのインストラクターの方を取材。あ、登場人物の1人が元スケート選手という設定なので。
まずは最初のヤマ場かな?これを過ぎれば、少しはホンを書くことに集中出来ると思うのですが…。

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3月14日(日曜日)
ミノタケプラン第4回公演「KISS&CRY」のキャストが決定しました!
たむら二階堂の他、今回はTVや映画舞台で活躍中の佐久間哲、橘ゆかり、畠山明子という豪華俳優陣を筆頭に、何だその芸名アチョー←日本人、前回お休み江道信、東京ロックンパラダイス出身ジョニー←日本人、古田に続いてアストレスから参戦の東城えみ、3公演連続登板ちーちゃん中田千登勢、マッチョでダンディ中山朋文、反則飛び道具の平原桃恵、初舞台です米山直之の計13人。追って個別にご紹介しますが、まずはよろしくお見知り置きを。

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3月15日(月曜日)
チラシ用のキャスト撮影で前述の役者が全員集合!
改めて見ると、かなり濃〜いメンバー。これらのキャラにホンが追いつけるのか。
白シャツに着替えてもらい1人ずつデジカメ撮影。僕が撮っていると「シャッターを押すときカメラも下に動いている」と、たむらからクレーム。二階堂と交替する。
暇になったので、今度はカメラ付携帯で皆さんを撮影。話を考えるとき必要で…と説明するも、橘ゆかりちゃんは訝しげ。1人撮るごとに「シャッター音でけ〜」と呟く中山朋文。撮るとき、僕の手はやっぱり動いてブレてるし。

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3月19日(金曜日)
岸から初監督をした自主映画「カツどん」の上映会のメールが来たが、慌てて転送してるらしく相変わらずバカ。以下、抜粋。
「お疲れ様!石井さん、お疲れさまです!上映の詳細なんですが、お疲れさまです!石井さん、お疲れ様です!お疲れ様!」
そんなに疲れてないんだけど、上映会は次のとおり。
3月22、23、25、26日(24日は休演)17:00〜と19:00〜の2回。料金500円。@八丁堀リトルシアター(八丁堀3-23-5トヨタビルB1/八丁堀駅より徒歩50秒)http://kuroko.or.tv/top12htm.htm
興味あれば見てやってください。

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3月20日(土曜日)
夜10時より、たむら二階堂とチラシその他の打ち合わせ。
石井が議事を進行、2人がそれに意見を言うのだが、無能なヒラ社員(石井)を叱咤する課長(たむら)と、その間を取り持つ課長代理(二階堂)という図式に、いつもなってしまう。何故だろう。
僕は20年続く富良野塾の中で「伝説」と言われる1期生。2人は後輩。年齢も芸歴も上。ミノタケでも一応、作演出。なのに、この扱い。人としてヒラタイプなのか?
でもたむらさん。後生ですから、議案を提示しているだけの僕を怒らないでください。毎回、寿命が縮むのです。

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3月21日(日曜日)
昨日、石井=ヒラ、たむら=課長、二階堂=課長代理と称したけれど、訂正です。
たむらは現場でバリバリの営業部長。二階堂は意外にも会長かな。緻密じゃない代わりに些末なことにはとらわれない大局観を持っているから。それがミノタケの方向性になり、たむらの実行力で走る。そして2人が見落とす小さな穴を僕が埋めて回る。あ、石井はヒラのまま訂正なしか。
でもチラシのゲラ校正は、ヒラの出番。A型で几帳面で元公務員ですから。あいつら、こういうの苦手ですから。適材適所。いいバランスだと思います。

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3月22日(月曜日)
昨夜は、段野の出ている舞台「さらば、ジャージライン」(ニュアンサー/目白シアター風姿花伝にて昨日まで)を見に行った。
2時間半の芝居と聞いて「長っ」と見る前からムカつき、劇作家と役者たちの芝居作りの話と知って「ケッ」僕は舞台の内輪話をする舞台って好きじゃないんです。狭〜い世界で自己完結かよって。
そんな悪印象で見始めた芝居。が、どんどん話に引き込まれ、飽きることなく最後まで。面白かった。段野が軽薄作家を巧みに演じ、他の役者さんもうまかった。先入観を持ってはいけませんね。反省です。

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3月23日(火曜日)
チラシのゲラ校正を終え、印刷所へ入稿!来週には出来上がるとのこと。
このHPでも近いうちにキャスト紹介含めてチラシ内容をお知らせしますが、今回は35歳の男女が集うプチ同窓会の話です。
かつてフィギュアスケートのジュニア選手だった同級生が米国に旅立つと聞き、仲間たちが送別会を兼ねて再会。でも「KISS&CRY」というタイトルからは程遠いおバカな騒動が…「久しぶりのクラス会。ダメな子供は成長し、ダメな大人になっていた!」。
注意!神に誓ってラブストーリーではありませんので。念の為。

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3月25日(木曜日)
たむら、祝子、西谷内良らが出演する「隣人は静かにわらう」という舞台が今、本番直前の稽古中。
ちなみに今日は「通し」を3回したらしい。しかも休憩を30分しか取らず立て続けに。通常、こんな稽古はありえません。
「ジャニーズのライブみたいでしょ」と言うたむらも、事前に病院へ行って稽古に臨んだそうです。ミノタケの準備をしつつ、こうして頑張っているたむらを、そして祝子や西谷内を是非見に行ってやってください。
3月30日〜4月4日、ウッディシアター中目黒。詳しくはセメント金魚(0339572870)まで。

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3月30日(火曜日)
携帯のメールを使い始めて1年。メール文体ゆえの言葉足らずから招く誤解も減り、親指1本の早打ちにも磨きがかかった今日この頃、困っていることが…。
二階堂が返事をくれないのである。
連絡事項は伝わっているし、頼んだこともやってくれているのだが、返答も報告もなし。たむらはきちんと「了解!」とレスをくれるのに。
「メールを読んで、はああ、そーなんだぁと納得して、携帯をしまっちゃうんです」と二階堂。しまうなよ。一言返せよ。
だから、彼からたまに返事をもらえると、何だかとっても感動します。