| 最新版に戻る |

TOPページに戻る
| 過去版一覧に戻る|



2006年5月/6月
----------

5月1日(月曜日)
‖.-)ちらりんこ。
更新が滞りまくり申し訳ありません。これじゃ日記を書く資格なしです、本当にごめんなさい。
でまあ、お陰様で「中沢の沢は難しい方の澤」の稽古は進み、本番まであと8日ですな←日記ハショりすぎ!
いや、この公演が終わったら必ずや昨年末から今年4月までを埋めるつもりではありますが、とにかくひとまずこの5月から再開させてくださいm(_ _)m
今日はビデオ製作市村中島両氏らギャラリーが初めて観劇する中での3回目の通し。役者陣、緊張で噛む飛ばす白くなる。課題が多数見つかった日。

----------
5月2日(火曜日)
小返しをして、通し。
今回はこの通し稽古がいつもより多めに出来そう。演出の二階堂が2週間みっちり読み合わせし、各人の気持ちをきちんと通していたからだ。
荒立ちをして冒頭からラストまでの動きを定め、石井の改訂台本完成が少々遅れたって(汗)、それで揺らぐことはなかった。気持ちと立ちの確認終了までで4週間、集中稽古期間に入ってからは毎日、小返しと通し。何だか充実。
稽古場での僕は、制作&演出助手として、連絡や小道具手配、台詞のチェックなどに徹してます。根っからの下働き体質。違和感なし。

----------
5月3日(水曜日)
一同さすがに疲れが溜まり、本日、最後のオフ。
僕は今回集中稽古用にお借りしてるスタジオのオーナー(女性)に電話を。掃除機がなくて、稽古中、役者が動く度に足元で埃が舞い始めてるのだ(>_<)
オ「掃除機?あらー掃除なんかいいわよー」
石「いや、その」
オ「あ、そちらが困るのか。分かったわ。明日にでも主人に届けさせるわねー。先っぽがないから腰が少し痛くなるけど、その分よく吸い込むわよーアハハハ」と何ともラテン系な方である。
何事もポジティブに、ですね。オーナー!疲れが少し吹き飛びました。

----------
5月4日(木曜日)
休み明けの役者と二階堂、本日も小返しと通し。受付を手伝ってくれるゆかぞうが見学。
休憩中、ジョニーらが何故か今井由香利の芸名を考え始める。
「俺にあやかって今井ジョニ子は?」とジョニー。たむら「なら、ジョニエよ。可愛い」。小久保「ネイティブアメリカンみたいに本人を表すようにしたら?」「え?」「ホラ、貧しくて子沢山、みたいな」「じゃ、人の台詞を食う女、だな」「それが名前?」「( )をつける?」
…かくして彼女の芸名決定。
今井由香利(人の台詞を食う女)。
確かに目立つが長すぎないか。
----------
5月5日(金曜日)
小返し後、通し。今日は諒子さんが見学。
合間に今回の稽古場を初めて訪れた照明亜美タンを皆に紹介、小久保さんだけ「亜美ーゴ♪」と勝手に愛称を作って呼び始める。減点70!
けど小久保さんって、伝統ある演劇集団円の役者さんとはとても思えないな。いつもひょうひょうとしていて冗談ばかり。しかもそれがつまらない(笑)。で外見は地味なのに演技は派手。円で浮いてないのか。大丈夫なのか。
案の定「僕、ミノタケに入ろうかなぁ」とか言い出してるらしい。いや、それも困りますから。客演止まりでお願いします。
----------
5月6日(土曜日)
今日も通し。
僕は稽古場の台所で、制作の博美ちゃんや受付手伝いの千佳ちゃんとともに小道具の香典袋に架空の名前住所金額を黙々と書く。
テーマ曲担当の濱ちゃんが稽古見学。いつもなら本番1週間前には1度顔を出して芝居を見てから具体的な作曲作業を始める彼だが、今回は初演の曲をそのまま使うため余裕の顔だ。で、香典袋を書き終えた僕らも、隣で余裕の見学。あはは。
1人、余裕のない二階堂は役者の演技チェックに必死である。でもダメ出しを書き記しているのはダンボールの切れ端。ノートを買え二階堂。

----------
5月7日(日曜日)
稽古最終日。
僕は稽古場に行く前に、アチョーと一緒にスーパーバイザー修平くん作製小道具を引き取りに彼の自宅へ。新妻ちーちゃんと生まれたばかりの赤ちゃんが出迎えてくれる。
「葬儀会場の倉庫に放置された余り物」といった風情の小道具何点かと、ダミーの寿司がこれまた見事。そのままキーホルダーにして外人さんに売れそう。修平くんは本当に器用だ。何でも作っちゃう。子供まで作っちゃう(笑)。
稽古場に行き、照明加藤さん亜美タン&余裕の濱ちゃんと、本日2回目の通しを見学。仕上がりは?お楽しみに。

----------
5月8日(月曜日)
小屋入り。およそ1年前に上演した「さらスタ」と同じ会場、下北沢「劇」小劇場。
舞監パパを中心に搬入と仕込みをテキパキと行う。楽屋作りはたむらを中心に、受付回りは博美ちゃんを中心に、香典袋を詰め込んだ小道具作製は石井を中心に。って僕の回りには誰もいないじゃないか。つまりは1人で(泣)
今回はたむらの発案で、過去の全公演チラシをロビーに張り出すことに。なかなか壮観。様々な思い出がよぎります。そしてチラシ写真の二階堂の若さ!(笑)3年半の時の流れは恐ろしや。
夜、慌ただしくゲネプロ敢行。

----------
5月9日(火曜日)
いよいよ公演。
ゲネプロ後の開場前、玉青さんが役者スタッフ1人1人に「初日おめでとうございます」と言って回っている。さすが老舗劇団NLT!ちゃんとしてる!
ちなみに僕はかつて初日のこの挨拶に主宰側として「ありがとうございます」と答えていたが、本来はどちらも「おめでとう」と言い合うものらしい。新年の挨拶みたいなものですね。
小久保さんは「玉青やめろよ、そんなこと〜」と決まり事も無視!さすが落ちこぼれ!
そんな中、二階堂は緊張で若い役者たち以上に落ち着かず。あははは。
無事、初日。

----------
5月10日(水曜日)
昨日に続き、夜公演。
本日、二階席を使ってまでの満席状態。で、お客さん応対で博美ちゃん始め受付チームは食事もとれず。
「公演中の演出家は居場所がない」とよく言われるが、作家はもっと居場所なし。だから主宰&制作として、受付を指揮する…のは博美ちゃんなので、彼女の確認事項を役者に伝えに走ったり、落とした消しゴムを拾ってあげたり。
あ、指定席は千秋楽の夜を除いてほぼ完売です。自由席はまだ多少余裕あり。必ず座ってご覧いただけます。チケットを予約、購入されていない方、是非ご検討ください!

----------
5月11日(木曜日)
昼夜公演。
いつもお客さんに恵まれるミノタケだが、平日昼の部は特に温かい。前説の豊にも拍手をいただき、芝居中はたくさん笑い、泣いてくださる。役者たち、これでまた何かを掴んだか夜公演もさらに好調。
そしてチケット販売にも異変が。誰の知り合いでもなく当日券をお買い求めのお客さんが増えてる。明らかに口コミ効果です。当初聞いていた自由席の数がどんどん上方修正されるため、パパと会場係の三浦くんらが慌てふためいたほど。
終演後は、販売商品であるDVDに手を伸ばすお客さんも多々。
感謝観劇!

----------
5月12日(金曜日)
夜公演。無事、中日。
映画「月とキャベツ」の篠原哲雄監督来場す。第3回以降毎回見に来てくれるばかりか、自身が教えている学校の生徒さんたちへも熱心にミノタケ観劇を勧めてくださる篠原さん。今回なんて、自分が観る前から生徒を次々と劇場に派遣、ある意味無責任(笑)。
終演後「日常の些細な出来事からドラマを興し、90分一幕だけで持たせる。こういう芝居ってあんまりないと思うんですよ」と褒めるので、映画化を持ちかけてみる。
「いや、まあそれは」の笑顔の向こうに「身の程を知れ」と書いてありました。
----------
5月13日(土曜日)
昼夜公演。
受付前からお客さんがいらして、てんやわんや。準備が整わず開場が少し遅れ、支配人斉藤さんから去年に引き続き注意を受ける(T-T)お客様ごめんなさい。
今日は雨天で、傘係は二階堂(笑)。だが去年の僕と違って何故かスマート。傘札を手渡されたご婦人は皆うれしそうだ。何か悔しい。
終演直後、トイレに入ったら2人のお客さんが感想を話していて思わず聞き耳を立てる。
「あんなにたくさんの台詞を覚えるなんてすごいよね」そんな感想かよ!
「…面白かったよな」「うん」
隣で作者にんまり(´∀`*)
----------
5月14日(日曜日)
今日はこれから昼夜公演。
現在、14日お昼です。
演出二階堂と、たむらを始めとする役者陣はダメ出しの真っ最中。博美ちゃんたち受付さんは入念に打合せ。舞監音響キャスト客入れ係のパパ、楽屋の撤収準備、音響亜美タン着到…そして石井は劇場裏でこれを書いてます。いよいよ千秋楽。
本日もお陰様で指定席は完売となりましたが、昼に若干、夜には少々、当日券がまだあります。今日を見逃せば、もうこのキャストと演出の中沢は一生見られません。
雨も上がりました。お時間あれば、是非、下北沢「劇」小劇場へ!
----------
5月15日(月曜日)
昨日、お陰様で無事に第7回公演の千秋楽を迎えることが出来ました。
入場者数906人。実は3人の密かな目標が900人だったので、ありがたいことに達成です!
殊に二日目から当日券を買ってくださる一般のお客さんが増え、それは千秋楽まで続きました。こんなに当日売りが目立つのはミノタケ史上初!役者陣の頑張りと下北沢という土地柄そして何より口コミで宣伝してくださった方の善意の賜物です。
来てくださったお客様も今回は観劇を断念されたお客様も本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします!
----------
5月16日(火曜日)
千秋楽が終わり、バラシ撤収後はキャストやスタッフと明け方まで飲みました。
明日からの新たな生活のため終電に間に合うよう帰る人たちを見送るのは、何とも切ない瞬間。それだけ濃密な時間を過ごせた幸せを噛み締めつつ、別れを惜しみ「じゃあまたどこかで」
もちろん、またどこかで会えるけど、このメンバーが全員揃うことはきっとない。みんなそれを知ってる。
だから事情と体力が許す限り、残った連中で笑いと涙と真面目な話。
いや、僕だけ女子にバストのカップ数などを聞いて品位を落としてたんだけど(笑)。
----------
5月17日(水曜日)
今回の芝居のクライマックスは「右右左左」!観てない方は何のことやらですが、場内爆笑のシーンであります。

写真は本番前、その場面の稽古風景。毎回アップも兼ねて必ず練習してたんですよ。

 

 

 

----------
5月18日(木曜日)
今舞台は笑いの多い芝居になり、皆さんに大変喜んでいただけたようです。でも全9公演、ウケる箇所や度合いが全部違ったんですね。で作家としては、これが大変勉強になりました。
例えば、京子(由香利)が拝島(ジョニー)を占い終わるAシーン、その直後に薫(玉青さん)が「私も占って」と両手を広げるBシーン。AでウケるとBはウケない。Aが反応ないときはBで笑う。そのときどきの役者の間合いやお客さんの温度にもよるんですが、毎回見ててすごく学んじゃった。
贅沢な実地勉強。次回にちゃんとお返ししなければ!
----------
5月19日(金曜日)
「中沢〜」の再演に当たり、僕らが一番心を砕いたのは「初演より如何にレベルアップするか」でした。
荒削りながらも旗揚げパワーで好評を博した作品を自ら越えなくては再演の意味がない。ある意味必死だったんです。
二階堂が丁寧に登場人物の気持ちを追い、たむらはもちろん小久保さん玉青さんを始めとする役者陣がアイデアを出し合い、台本も無駄な台詞は削り(泣)、実は小屋入り前に手応えは感じていたけれど、やはり不安でした。
「初演よりよかった」
初日にそんな声を聞き、ようやく3人、ホッとしたのです。

----------
5月20日(土曜日)
「初演よりよかった」
旗揚げの「中沢〜」を見たお客さんから、こう褒めていただく度に、しかし僕は恐縮もしていました。
3年半前に見た無名劇団の同じ演目をまた見てくださり、しかも初演の細部に至るまでちゃんと覚えていて、今回と見比べてくださる…すごく光栄なことですよね。僕なんか、昨日見た芝居の内容すら忘れちゃうことあるしな←バカ。忙しい毎日を過ごしている皆様なのに、本当にミノタケのお客さんは素晴らしい!
まあ、それだけ初演も印象的だったのかな。台本がよかったから。って自分で言うなー。

----------
5月21日(日曜日)
座長二階堂智、渡仏。
出演した映画「バベル」(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督/07年公開)が第59回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされたからだ。
神田の世界古本祭りじゃないですよ、カンヌの国際映画祭!あのレッドカーペットの上を共演の役所広司さんや主演女優菊池凜子さんとともに歩くんです二階堂が。
作品は4つの物語で構成されたオムニバス映画でブラピも出演、カンヌでの試写は23日だそうです。
さあ芸能ニュースで二階堂をチェック!
でもあいつ、スーツ持ってるのか?

----------
5月22日(月曜日)
今公演で初めてミノタケプランを知った方が多数この日記を読んでくださってるようなので(石井調べ)改めてご説明を。
この日記は基本的に稽古場日誌制作日誌でありまして、週1程度の更新です。ただ現在、昨年12月15日以降今年4月末までの分が滞ってまして、いや必ず追記していく所存で、あの、その。
ついては、こちらとあちら、更新になりましたら是非それぞれ覗いてやって欲しいなと。ミノタケの現在と過去が同時に楽しめる、きちんとした他劇団では見られない構造だぞと(笑)。
ご贔屓くださいますようm(_ _)m。

----------
5月24日(水曜日)
TVで見た方いますかー?カンヌ国際映画祭の様子。画面の隅に映ってましたね二階堂。足元には、かのレッドカーペットですよ!
あれってね、映画祭の主会場ルミエール劇場で上映されるコンペ出品20作品とオープニング・クロージングを含む招待作品の関係者&観客しか踏めないものらしいですよ。何かすごいぞ二階堂、少しキョドってたけど(笑)。
いや、だいたいこの欄でカンヌに赴いたミノタケ座長の模様を記すなんて思ってもみなかった。夢のようだよ二階堂、風で髪が寝癖みたいになってたけど(笑)。
明日、帰国予定。

----------
5月25日(木曜日)
恒例、アンケートコピー。近所で1枚5円の店を見つけちゃった。うっしっし。
去年も書いたが「劇」小劇場は構造上すぐに退出するお客さんが多く…そんな中で感想を書いてくださる方、後日Faxや郵送をされる方、本当に感謝です。
根津役ともんちょが初演の二階堂より父親っぽいこともあり(体型だけじゃなく(笑))、彼演じる不器用な真面目係長にご自身のお父様の姿を重ねた方が何人かいらっしゃる。
黙々と働き家族を守るお父さん。実際にたくさんおられるのですね。そんなアンケートに、逆に泣きそうになりました。

----------
5月26日(金曜日)
コピーしたアンケートを綴じつつ、改めて拝読。疑問や批判は真摯に受け止めるけど、お褒めの言葉も多数あり、素直にうれしい。しかも僕の言いたかったことを、皆さんきちんと受けとめてくださっている。
「全員が1つの目標に向かわない結末は見事。1人1人に違う闘い方があるんですよね」
そうなんです。物語の中で僕はそれを言いたかった。
そこを初演より分かりやすく描いてくれた二階堂と役者たち、何より共感してくださったお客さん。
勇気が湧きます。アンケートを書いていただき、ありがとうございました。

----------
5月27日(土曜日)
帰国したがカンヌの土産を何もくれない二階堂を交え、中沢の決算。何とか黒字で3人安堵する。
皆が病気やケガなく公演を終えたのが何よりの成功なのだが、評判も収支面もよかったとなれば言うことなし。多謝。
その後ジョニー麻衣が合流し、来月から9か月(!)仕事で大阪に行ってしまうゆかぞうの壮行会へ。追ってアチョー桃も駆けつけ、久しぶりに「リボン〜」メンバーが一部勢揃い?
中沢や大阪やカンヌ、エンディング・ノートの話、たむらの次の舞台、アチョーの恋バナ…それぞれの活躍に活力を貰った夜でした。

----------
5月28日(日曜日)
朝からメールが何本も。読んだのは寝坊した午後なんですが。
それによると、今朝の情報番組「THE・サンデー」(NTV系列)で、二階堂が取り上げられていたらしい!
映画「バベル」に出演しカンヌに行った日本人俳優が、帰国した成田で別作品の海外オーディション用撮影を行い、またハリウッド映画に出るかもと、写真や過去のCMも紹介しつつ「注目の俳優」てな扱いだったみたい。で公演をいつも観てる友人たちが驚き喜び、教えてくれたわけです。
二階堂、遅咲きのブレイクか。その暁には暴露本で儲けるつもりです。

----------
5月29日(月曜日)
「中沢〜」で見事な小道具を作ってくれた修平くん作演出の舞台「笑えないピエロ」の稽古を見学。同じ月に本番2連チャンと忙しいともんちょ、別に忙しくはないアチョーも出演です。
今日は小屋入り直前の通しを見せてもらったのだが、よそ様の稽古というのは本当に勉強になる。ダメ出しのポイント、その伝え方、場の空気…どこでも同じなんだと思う部分、これはすごいと感心する部分。そして今日の芝居が実際にどうなるのか。
本番は31日〜6月4日、劇場MOMOにて。舞台詳細はhttp://www.green.dti.ne.jp/spin-off/

----------
5月30日(火曜日)
昨日は稽古見学後、由香利のアパートにテッシーとお邪魔して「中沢の初演を見る会」を開催。
旗揚げの上演ビデオは見せずにいたから、彼らにとっては初めての旧作観賞。自分たちがつい最近演じたのと同じ芝居を、別のキャストで見る。これはなかなか出来ない体験だ。
由香利の役は恵ちゃん、テッシーの役は義歯をつけた江道、そして演出の二階堂がこのときは根津係長。食い入るように見ては笑い感嘆する彼ら。その反応が面白かった。
念入りに掃除したと言う由香利の部屋が全然綺麗じゃないのも面白かったけど(笑)。

----------
5月31日(水曜日)
「こういう芝居大好きです」「これから案内を送ってください」「次回も必ず来ます」
…中沢千秋楽から2週間たっても、こんなアンケートが郵送されて来ます。観劇ブログなどでも好評のようだし、舞台を見た関係者の方から仕事を依頼されたりオーディションの誘いを受けた役者もいるらしく、本当に光栄。脚本のオファーはないけど(泣)
そうだ、公演中に過去6作のDVDを全部買ってくださったお客さん!もう見てくださいましたか?早く見ないと、そのうちどうでもよくなりますから、なるべく早く見てくださいね!(笑)

----------
6月2日(金曜日)
先週27日から公開された映画「嫌われ松子の一生」に、あっこさん出演中。
この作品、話題になっているのでご存知の方もおられるでしょうが、山田宗樹原作の同名小説を「下妻物語」の中島哲也監督がミュージカル映画に仕立てたもの。
あっこさんは中谷美紀さん演じる松子の同僚、中学教師役で序盤に「チラッと」出ているそうで。
名のある女優さんなのに、謙虚で地に足つけて暮らしているあっこさん。そんな彼女の活躍は特にうれしい石井です。
しかしあっこさんも歌ったり踊ったりしてるのかな?見て確かめよっと。

----------
6月4日(日曜日)
修平くん作演出で、ともんちょアチョーが出ている既報の舞台「笑えないピエロ」(spin off/中野・劇場MOMOにて今日まで)をたむらと見に行く。
共通の知人が出演してる舞台でもいつもはそれぞれ勝手に劇場に出向く僕らだが、今回は仲良く2人で。何故かと言えばペアチケットにすると1人500円お得だから。あはは、セコい。てか、たむらは会場で遭遇した祝子と祝ママの隣に座り、僕は1人別の列へ。ペアチケットなのに(ToT)
芝居は一幕リアルタイムのコメディで、ミノタケと同じ構造。学ぶべきものがたくさんありました。

----------
6月5日(月曜日)
諒子さんが出ている舞台「クロスゼロ」(劇団離風霊船/下北沢ザ・スズナリにて7日まで)を見に行く。今公演にはペアチケット制がないから、今日はたむらと一緒ではなく(笑)
ん?当日パンフ協力欄にミノタケの名が単独で載ってる!
いや確かに、少〜し協力させていただき「出来たらパンフに名前を」と諒子さんに頼みました。が、この厚遇は多額の寄付でもしたみたいで…何の見返りも求めず協力している方々に申し訳なさすぎです!
有名劇団のパンフで少しでも名前を売りたいという僕のさもしい考え。ごめんなさい(汗)

----------
6月6日(火曜日)
昨日は観劇前、岸とお茶を飲んだ。次回作の台本の受渡しと出演オファーのために、である。
珍しく動きが早いミノタケ!…実は違うんです。台本を貰い出演依頼を受けたのは僕の方(笑)。岸の次回監督映画にまたまた役者として参加打診されちゃいました。しかも今回は台詞がある役。もちろん台本なんか読む前に喜んでお受けしましたぁ(^-^)v
しかし彼は何故そんなに石井を気に入ってるのか。
「僕、美男や美人には興味がないんですよ。カッコ悪い顔の人をカッコよく撮りたいんです」
なるほど!って、納得すんなー俺。

----------
6月7日(水曜日)
「目上の方にお礼状を書いてるんですけど、うまくいかなくて」と二階堂より電話あり。
これで失礼はないかと聞かされた文案は、意外にきちんとしてた。しかし本人はそれでも不安らしい。
「でもそうやって一生懸命書けば、二階堂の気持ちは相手に絶対伝わると思うよ。体裁なんか整ってなくてもさ」
「40歳なのに整ってなくていいんですか?体裁」
…ごもっとも。時候の挨拶などを少々アドバイス。
つーか二階堂。その気持ちで僕にもせめてメールの返事くらい出すようにな。一応、こっちも目上の方なんだよね(T^T)

----------
6月8日(木曜日)
先日岸から渡された映画台本「さよならの請求書」を、何度も読む。
僕はヒロインが働く理髪店の中年店長役。独身か既婚かは分からない。何故床屋になり、どうやって店員3人を抱える店を持つに至ったのか。どこに住み、余暇は何をしてるのか…台本には描かれてない生い立ちや背景(いわゆる履歴というやつだ)を考える考える。そしてふだんの生活でも、自然と役の男を意識してる僕。
そうか!台詞やト書きを頼りに、役者たちはこうして役を掘り下げていくんだ!
未熟なりにもそんなことを実感出来たりして、うん収穫。

----------
6月9日(金曜日)
演技を学んだこともないくせに、いつも図々しく岸のオファーを受けるのには訳がある。
地道に映画製作を続ける彼に及ばずながら協力したい、単純に面白そう、そして昨日のように役者の心理を少しでも体感したい、から。
俄か俳優なりに台本をよすがに役のキャラや役割、感情の起伏なんかを考えてると、本来の作家としては「いい加減にホンを書いちゃ駄目だ」と改めて思い知ります。ト書きや小道具1つにも意味を探る、そんな役者の気持ちがよく分かりますから。
あ。自分の見せ場がないと寂しいということも実感(笑)