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社長の通夜、張り切る総務課、邪魔する奴ら。
ダメな人たち、ちょっと前向き!

『中沢の沢は難しい方の澤』あらすじ

 死んだ社長の通夜が行われているセレモニーホールの地下室。集まった総務課の面々が香典返しのリストを早々に作るため、香典袋の整理をしている。総務課が人事課に吸収合併される危機の中で、総務課長が次期社長の夫人に、その存在をアピールしたいのだ。しかし、彼が必死で部下三人を鼓舞するも、小心者の係長と無能でやる気のなさそうな係員たちの作業は滞りがち。そこへ陣中見舞いにやって来た営業課員の男、会場案内をしていて倒れた企画課員の女、彼女に付き添う男が次々と部屋にやって来て、ついにはかつての社長の愛人と噂された元秘書の女まで逃げ込んで来る始末。リスト作りは遅々として進まず、問題は先送り、話は脱線し、次第に八人の男女の心中が明らかになっていく。
 きちんと死ぬということ、そのためにきちんと生きるということ。小さな部屋の中で自問自答した彼らは、そこである一つの挑戦を試みることとなる・・・。